ブランドセッションin東京

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先日、東京にて開催されたブランドセッションに参加して参りました。
私がこの業界に入るきっかけになったのは、法政大学在学中に受講した田中洋教授のマーケティング概論でした。

先生が電通時代に出がけられたキシリトールガムのブランド戦略がとても面白く、この業界に入るきっかけにもなったのですが、まさか10数年後に、その田中先生から再びブランディングを学ぶことになろうとは夢にも思いませんでした。
現在は、中央大学でご活躍されていますが、当時にも増して田中先生のお話はとても面白く、分かり易かったです。

日本で最初にブランディングに取り組んだ会社は80年代のソニーと言われていますが、ウォークマンなど、単なる音楽再生機器を生産・販売するのではなく、音楽を外に持ち出すという新しいライフスタイルを創りだしたというモノ売りからコト売りへの転換で大躍進し、世界に大きな影響を与えました。
今ではそのポジションはアップルに奪われていますが、スティーブジョブズがアップルを立て直す時に熱心にソニーをベンチマークしたという逸話は、納得するものがあります。

私は今も昔もソニー派で、パソコンもカメラもずっとソニーです。
なぜ好きなのかということを、理論立てて考えたことはありませんでしたが、目に見える価値よりも目に見えていない価値を潜在的に好きになっていたのかもしれません。

かつては、マーケティングや経営学は机上の理論でしたが、この10年近く実践の畑に身を投じ、生活者としての体験を積み、経営を実学として学び、再び教授に教えていただくと、今まで積み上げてきたものがどんどん体系化していく感じがします。
ご縁がつながる仕事に巡り合えて、とても感慨深く思います。